2013年11月16日 日野町散策3
前回からの続きです。
山王宮と伊勢道との別れ目から山王宮へ向いました。
山王宮こと日枝神社の前には、慈眼院なるお寺が建っております。
とりあえず、今はスルーして神社へ
結構立派な神社です。
階段の上には山王鳥居が立っていました。
そして拝殿が目の前に建っています。
南山王宮 日枝神社
松尾山村に鎮座する山王社を北山王と称するに対し、ここは南山王宮と呼ばれています。
御祭神は、
天津日子火瓊々杵尊、天津兒屋根命、軻遇突智命
不思議なのは、日吉神社なのに、いわゆる日吉の神を主祭としていないことです。
しかしながら、十禅師という町名があることから、日野の日吉神は、樹下神社の神、 瓊々杵尊が主神なのかもしれません。
山王本社の日吉大社では、樹下神社に、山王神こと大山咋命の妻神、鴨玉依姫を祀っているのですが、
樹下神社は、十禅師社と呼ばれ瓊々杵尊を祀っていたという話もあります。
現在、日吉大社では、瓊々杵尊を剣宮に祀っています。
本殿の右側に金比羅神社です。
階段を上がっていくと 天満宮、 稲荷神社があります。
豊臣稲荷大神と呼ばれているようです。
さらに、 松尾神社、 住吉神社、 水神社、 猿田彦神社がこの山の上に建っています。
松尾神、 住吉神、 水神の三社さんです。
松尾の神は、日吉の神である大山咋命と同じです。
そして猿田彦神社
猿田彦神社だけ、別格扱いのような感じを受けました。
でも、もしかすると日吉大社にも猿田彦を悪王子として祀っていますが、
比良明神が猿田彦命だとされているとうり、湖西の土神が、元々は猿田彦であり、
日吉神の元は・・・・・なんて、
秘密があるのかもしれません。
山から下りてきました。
ここを離れる際に、先ほどの慈眼院をチラリと覗いてみました。
山王の前の慈眼院なので、てっきり慈眼大師の天台宗だと予想したのですが、
間違っていました。
十一面観音を祀る曹洞宗でした。
十一面観音の脇侍として不動明王と多聞天が祀られています。
それら三体は聖徳太子の作だとか・・・
中をチラリと覗いてみます。
松が綺麗ですね!
さて、お腹が減りました。
どこかで昼食が欲しいところです。
ちょっと街中へ移動しようと思います。
こんな坂がありました。
「這上り」
その名のとうりメチャ急な坂があったようです。
今は、
この程度。。。
普通に歩けます。
ここを直進していくと、左手に少し入ったところに
日野商人の館があります。
ちょっと面白い掲示がされていました。
天狗と龍が現れたそうな・・・
これも何かのメッセージかな?
それはそうと、今は、天狗より龍よりランチが先決です。
ここもスルーして先を急ぎました。
この界隈は本当にお寺が多いです。
しかも、そこそこ大きいです。
このお寺の近くに滋賀ではよく見かけるスーパーがあって、
大概このスーパーの中には、食べ物屋があるので、ここでランチにしようと思ったのですが、
たこ焼き屋すらありませんでした。
さらに歩くしかありません。
多分、この辺りは中心街のはずなんですが・・・
食べ物屋はないけど、曳山が展示されていました。
日野祭りの曳山ですが、たくさんあるのですね。。。
少し歩くと公民館で文化祭をされていました。
楽しいそうなので、少し覗いて、
屋台が出ていたので、ここで何か食べさせてもらうことにしました。
今回のランチは、これです。
カレーライス150円です。
ほんと、助かりました。
これを逃すと夕方まで食事にありつけませんでした。
胃袋を満たして、
午後からの散策を続けます。
つづく
Posted by
柚子木琴火
at
11:21
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街歩き